【やちや酒造】
江戸初期から続く伝統の酒蔵
■前田公とともに金沢へ
天正十一年(1583年)、創始者「神谷内屋 仁右衛門(かみやちや じんうえもん)」が、殿様専用の酒造りをするため、加賀百万石の藩祖前田利家公のお供をして尾張の国から移住したのが、やちや酒造のはじまりです。
■屋号とブランド名を殿様より拝受
寛永五年(1628年)、「谷内屋(やちや)」の屋号と、加賀の国の「加賀」とおめでたい「鶴」をつけ「加賀鶴」の酒銘を殿様より拝受する。
■ 爾来三百八十余年、城下町「金沢」で伝統の地酒を今に伝える蔵です。
家屋・土蔵は文化庁登録有形文化財に指定江戸中期に建てられた酒蔵は、荒っぽくカンナをかけた「ちょんな削り」といわれる独特の表面仕上げになっています。 母屋も典型的な商家の面影を残し、北国街道沿いに立つ金沢らしい建物で、 文化庁登録有形文化財に指定されております。
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